ぶうたれオヤジの日記

ここはYouTube画像はiframe直リンク不可なので、文章主体にします。

東京第三回目。その二。

　今回（3/23-3/24）は７時前には地元の環状線駅を出て以降、〜大阪〜尼崎ここからバックして再び大阪、敦賀行き新快速で京都まで来て、京都から各駅停車野洲行きに乗り換え、野洲から９時ちょうど発の新快速米原行きで米原まで。
　9:28米原着。
　9:54大垣行き。これが今回で一番連絡が悪かった。しかも大垣の一つ手前の垂井駅ではまたもや３０分近く特急の通過待ちをした。前回も同じような経験をしたなと思って前回のメモを見たら、なんと前回と同じ電車に乗っていた（！）。まあしかし、これで以下同様な乗り継ぎをすれば夜７時前には品川に着くことがわかった♪
　ただ今回は浜松、横浜、川崎で途中下車することはなかったから、夕方5:43には品川に着いていた。
　前回浜松で途中下車したのは食事するためだったが駅ビル構内の東西レストラン街は皆料金が1,000円から3,000円くらいで私には高過ぎたので諦めた。マクドナルドは全国一律で安かったが、そこは超満員だったためここも諦めた。代わりに駅前では全国から踊り子たちを集めての『がんこ祭り』というのをやっていたからそれを少し見物し写真に収めた。
　横浜で降りたのは名物『崎陽軒のシュウマイ』を買うためで、夜ホテルで食べてみたが昔味わったほどのおいしさはなかったからがっかりした。私が幼少の頃は横浜を通過する際には親が必ずシュウマイを買ってくれた。今はホームに売店もなく、地下へ降りないとこの名物も買えないようである。
　川崎には昔親戚がいて今はどうなっているのか見てみたかったのだが、駅を出てすぐのところは大繁盛の様子（？）だったがそこを離れるとさびれているという印象だった。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　１８切符で全国のローカル線に行けと言われても、それは時間と金に余裕のある人だけの特権のように私には思われる。私がよく使う東海道線と山陽本線は日本の基幹路線だが、それだって一部主要なターミナル駅を除けば相対的には『衰退現象』が訪れている地方都市が目立つ。例えば東海道本線と北陸本線を繋ぐ重要なターミナル駅たる『米原』などは新幹線も停まるというのに駅前は何もない殺風景な造りになっていて、これは『駅前開発』を怠って来たＪＲや県当局の責任かも知れないが、他人事ながら「なんとかしろよ！」と言いたくなって来る。近隣の草津や彦根の方が断然繁盛し活況を呈していて、「そっちをターミナルにすればいい」と言いたくなる。琵琶湖の北で北陸線と湖西線が合流する『近江今津』の駅にしてもひどくお粗末で、私は一枚目の１８切符の最後では猛吹雪の中ここで立ち往生させられ他の乗客共々ひどい目にあった。
　いや、極論すれば大阪だって名古屋だって、東京−横浜を中心とした『首都圏』に比すれば、単なる一地方都市に過ぎないように思えて来るのである。

　このことに関連して言えば、ＪＲにせよ傘下のキヨスクにせよ、競争のない独占営業の地域では非常に驕り昂ぶった放漫経営が目立つ。浜松のキヨスクで肉まん２個とアンマン１個を昼食代わりに買ったときのことである。店員はカラシを付けてくれなかったので、肉まんには黄色い西洋辛子が付き物だと思っている私は「どこでもカラシは付けてくれるけどね・・」と呟くように言ってみた。するとその婆アは「あそうですか、キヨスクでは見たことありませんけどね」と強い口調で言い返して来たのである。これには普段温厚で通している私も流石に腹が立って「キヨスクはサービスが悪い！」と叱りつけてやったのである。私は世間一般のカラシの話をしていたのである。世界はキヨスクを中心に回っているわけではない。馬鹿女はキヨスク中心にしか物事を考えられないのだ。私の怒りに対しては「そういうご意見があったと上に言っときます」と女は数回繰り返した。自分には何の関係も責任もないと言いたいのだ。私は女の接客の傲慢さに怒っていたのである。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　東京への所謂『一極集中』に付いて言えば、私は2020年の五輪招致は無謀な試みであると言いたい感じが拭えない。第一それまでの七年間に『首都直下型』の大地震が来ない保障はどこにもないではないか。今でも福島の放射能や中国からの飛来物で首都圏住民の生活は脅かされている。「日本は安全だ」という神話は既に崩壊している。にも関わらず、欧米にとっては『円』は今なお脅威なのである。

　メディアはなんでもかんでも各社一斉の『狂乱報道』で騒ぎ立ててしまう。そんなものにいちいち踊らされる日々の我々は『愚の骨頂』そのものである。負けたから言うわけではないが、ＷＢＣの三連覇など元から無理な相談だったのである。大リーグ流出組抜きでもしそんなことが可能だったら、日本の実力はずば抜けていたことにならないか。それをメディアは相乗りの一本調子で騒いでいたが、負けた途端、そんなことはなかったかのようにケロッと話題を変えてしまった。尤も私が有力視していた強豪たち（アメリカ、キューバ、韓国等）もみんな負けてしまったのだが・・。