ぶうたれオヤジの日記

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今破綻したわけではない年金制度。

破綻確実なのに問題先送り 年金制度は国家的詐欺

「100年安心」どころか、年金制度はすでに破綻しているのではないか。厚労省が3日に発表した公的年金財政検証の結果にはガク然としてしまう。

 田村厚労相は「一定程度、年金の安定性が保たれていると確認できた」とかホザいていたが、逆だろう。安定性は保てないことがハッキリしたのだ。

 自公政権は、現役世代の手取り収入と比べた年金支給額の割合(所得代替率)が50%以上の水準を維持することを約束しているが、この試算を見る限り、無理だ。

 試算では、内閣府の経済財政見通しをベースに、条件を入れ替えた8パターンを提示。女性や高齢者の労働市場への参入が大幅に進み、経済成長が続いた場 合、2040年代以降も、所得代替率が50.6~51.0%を維持できるとしている。それでも現在の62.7%から大幅に目減りするのだが、低成長が続け ば、55年度には積立金が枯渇し、所得代替率は39%まで下がるという。
 
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 以上日刊ゲンダイからの引用終わり。
 今に始まったことではない。この国は見る見るうちに年寄りばかりになってしまい、出生率も1.4程度だ。先進国ではフランスだけがかろうじて2点台を超えているが、他の国々も2点台に迫る勢いは有している。
 「下を見ればキリが無い」とでも言いたいのか、「中国の高齢化も凄いことになっている」などとさも得意げに吹聴している人間もいるが、「だからどうした?」である。それで我が国の高齢化が少しでも緩和されるのか?!
 官僚たちが自分らに都合の良い数字ばかりをあげつらうのも毎度のことだが、それもまるで限界に来たかのようだ。
 政・財・官全てがおかしくなって来ているところへ持って来て安倍ポンだ。
 やんぬるかな、である。