ぶうたれオヤジの日記

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スズメ天国(37)♪



 ↑ 写真は昨日のもの。毛馬こうもんから毛馬橋にかけてはスズメちゃんも多く「ここでも一仕事できるな♪」と私は思った。

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 昨日も書いたが、ハトたちのやり方が最近ますますえげつなくなって来た。彼らはコメ+「小鳥のエサ」(雑穀)のブレンドを投げると乱暴にスズメちゃんたちを排除してしまうのである。昨日は「おもいでの森」、今日は「桃園」で播いたが「強制排除」の露骨さはどちらも同じだった。今日は最近で一番スズメたちが多かったのだが、彼らがコメを食べられるのは一瞬のうちだけであり、ハトたちの暴力によって一回樹上に追い払われたスズメたちは、容易に地面には戻って来られないのである。これでは誰にエサを播いているのかわからなくなってしまう。それで私は給餌を以前のような「食パン主体」に戻そうかと考えている。これならハトに奪われるエサは極端に減る。ただパン系ケーキ系ではあまり満腹感は得られないだろうし、「パン喰い競争は御免」と、最初から取合いに参加しないスズメちゃんも多いのでその対策はどうするか。それが問題である。コメ・雑穀系はとりあえずハトがいないか少ないときに播くしかないだろう。

 これが「スズメが増え過ぎて困る」ということなら、私もかくまで彼らへの餌やりに拘るものではない。現実はスズメの生息数の急激な減少を説く人は多いが、「増え過ぎて困る」と言う人は都会には(殆ど)いない。
 一方ヌートリアもハトもカラスも増える一方である。そしてそれぞれ被害も出しているから、彼らに餌やりなどする必要はないし、したいと思ったことは正直言って一度もない。ヌートリアなんて第一何をあげたらいいのか咄嗟にはわからない。
 しかし今日は腹立ち紛れに、普段はハトをどかすためにハトへやっている食パンの耳を、カラスに全部(ではないが)やってしまった。「ハトなんかみんなカラスに食われてしまえばいい!」とも思った。

 このように大阪城公園では何かと不愉快になることがあり、寝屋川で機嫌直しをするというのが昨日今日の私である。 寝屋川で来てくれるスズメちゃんはせいぜいのところ合わせて30〜40羽ほどだが、彼らは誰にも邪魔されず無心に(?)懸命に(?)食べてくれるから私はそれで満足なのである。

 今日は寝屋川が終わった後桜ノ宮橋から都島橋の河畔道路を見聞に行った。途中ハトもスズメもムクドリも大勢いるポイントで餌播きをした。コメを投げればハト有利、柔らか系を投げればムクドリ有利で、スズメたちはここでも劣勢だった。他に比して一番「小柄」な雀は野鳥の世界では苛められるだけの存在なのだろうか?
 私が淀川水系へ行く主眼は「野鳥観察」と「野生生物観察」の筈だったが、それを実行するにはそれ相当の装備→望遠鏡・望遠付本格デジカメetc.が必要であり費用もかかる。昨日今日のように大阪城公園と同じことをするのならわざわざ遠出する必要はないのだが、あんな狭いところでいちいちハトやカラスに腹を立てている日々を過ごすくらいなら、あちこち出掛けて見聞を広めた方が賢いという考え方も成り立つだろう。