ぶうたれオヤジの日記

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スズメ天国(5)♪

柳田 國男(やなぎた くにお、1875年(明治8年)7月31日 - 1962年(昭和37年)8月8日)は日本の民俗学者。現在の兵庫県神崎郡福崎町生まれで、晩年に名誉町民第1号となった。正三位勲一等。日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行し、初期は山の生活に着目し、著書『遠野物語』で「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」と述べた。日本における民俗学の開拓者であった。

・・・ということである。

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 (雀の糞尿)

 これもKさんに教わったことだが、鳥たちの排泄は肛門?(←正確には総排泄腔)一ヶ所のみで、フンも尿も同じところから排泄する。それで鳩の白いフンはあれは実は尿=おしっこなのだそうである。そして私は驚いたのだが、スズメたちも白いフン即ちおしっこをするのである。それも彼らは消化器官が短いので、食べるそばから排泄をするのである。それで、「出物腫物ところかまわず」でもって、普通のウンチとか白いおしっことかの両方を私の餌場板の上にして行く不心得ものも中にはいるのだ。w

 他のブログにはボードの上に雀たちしかいないことを不思議に思った人がいたが、鳩も当然乗ろうとしてやって来るのだが私がそれを逐一追い返してしまうのである。私は鳩の愛好家などではない。彼らが傲慢にも勘違いして、地面に撒かれた餌は全部自分たちのために撒かれたものだと勝手に解釈しているのである。もし荷台上のボードに1羽でも鳩が止まったりしたら、スズメたちは驚いて全員逃げ去ってしまう。

 それでいずれアップする予定の写真を見て戴くとわかるが、黒い板は一ヶ所黒い紐で縛り付けられている。
 初め、この板を使用したときは荷台に載せただけだった。雀たちが十羽以上乗っても板は全然動かなかったし、鳩は乗ろうとしても私が追い払うからそれで何の問題もなかった・・・筈だった。

 ところがあるとき、スズメたちばかりを優遇する私の方針に僻んだ?鳩たちは悪知恵を働かせ始めたのである。私が背後の雀たちにもパン玉等を与えようと振り返っている数瞬の隙を狙って、鳩の「悪知恵コンビ」が強引にスズメたちを蹴散らかし、板に乗ってボードをひっくり返す仕儀に出た。ボードがひっくり返ればコメ・雑穀類やらパン屑やらカステラやらはみんな地面に落ちて鳩たちの好餌になってしまう。ハトハト軍団の反撃・逆襲である。
 最初パンだけで給餌をしていた頃、私は足元に馴れ馴れしく近寄って来る鳩たちをみんな足で追い払っていた。でもムクドリやカラスなど、もっとたちの悪い連中が来るようになって、私は鳩の接近を「まあいいか」と許すようになってしまった。そのため、それまで私の足元に気ままに来ていた雀たちが来られなくなってしまったのである。

 ともあれこの荷台のボードをひっくり返してしまうという「真珠湾的奇襲攻撃」は3日続いた。
 そこで対策として私は、鳩に飛び乗られても板とその上の餌が無事であるように、板を紐で固定することにしたのである。が、今度は「ボードが紐で縛られている」という異様な光景に、スズメたちが警戒して1羽も寄り付かなくなってしまった。
 雀の板乗りは、まずリーダー的存在?の1羽が乗らないと誰も乗らない。路面への餌撒きにしても、斥候役の1羽が食べないと誰も食べない。これに関連して、雀たちの間では頬から胸の模様や頭の形等によって相互の「個体識別」がほぼ完璧に出来ているように私は思う。それで、「仲間」以外の雀の割り込みなどには「追い返し」行動に出たりするのではないか。

 というわけで、3日かかってようやく紐付き板にも乗ってくれるようになった。w
 (1分の動画を撮ってその様子はYou Tubeに投稿した。)
 彼らは一瞬の油断や隙が即自らの死に繋がって来るから非常に警戒心が強い。餌撒きに慣れていない雀に米を投げても、自分に対する攻撃と錯覚して逃げ去ってしまうから、私は初見は穀物よりパン玉の方がベターではないかと思う。