ぶうたれオヤジの日記

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映画館の話♪

①飛田東映とトビタシネマ。
ここは動物園前商店街の2番街にある。両方とも入口は同じで、入ってから自販機で入場券を買う。毎週火曜日と金曜日は全日割引デーで500円である。その他の日は普通料金は800円だが、朝晩(午前中と夜7時過ぎ)は割引になる。午後10時からは500円だ。毎日オールナイトで朝の5時頃まで居られるし、その間何度でも何時間でも「出入り自由」だから、仮眠するならネット喫茶へ行くよりは断然安上がりだ。映画など見ないで朝まで寝ている客も大勢いる。
 入口から右へ行くと邦画専門の飛田東映で、ヤクザ映画や寅さんをやっている。左へ行けば洋画専門である。どちらも3本立てで、週替わりで番組が変わる。
 但し、いいことばかりではない。第一ここは汚いし、タバコは野放し状態だから煙害に耐えられない人は行かない方がいい。私も最近行くのを止めたが、このタバコが嫌だからである。若い女性はまず来ない。みんな、「散らかさないと損」「タバコを吸わないと損」といった客ばかりだ。
 昔から館内での喫煙は自由だから、近くに消防署も警察署もあるのに何故辞めさせないのか、私には理由がわからない。

②動物園前から飛田とは反対側へ、ジャンジャン横丁を通って新世界へ行くと『国際劇場』というところがある。地下の『国際地下』はアダルト映画専門館だが1階の国際は洋画専門である。いい番組もかかる。どちらも3本立てのオールナイト営業だがこちらは入場料は両方とも千円だ。
 中は内装は古くて2階席があったりしてレトロな雰囲気だが、広々としていてとてもきれいだ。

 但しここにもいささか問題がある。それは、ここはおかまというかゲイというか、男が好きなその種の男たちの公然たる溜まり場になっているようなのだ。目の前で、いい歳をしたおやじ同士が公然と濃厚なキスをするし、中には相手の股間に顔を埋める男もいる。
 私の席から少し離れた席に来て、ちらちらこちらの様子を窺う男も毎回いる。私にその気がないことを知ると、男は席を変え他の男を漁る。
 でも直接何らかの被害を蒙ることはないので、気にしないで映画に集中していればどうということもないから、私は飛田ほどのアレルギーはない。